本当のダイエットは食習慣の改善 BOOCSダイエット

目次

POINT

リバウンドはダイエット後に食習慣が戻ってしまうから起こる。

BOOCSダイエットは九州大学の名誉教授が考案した1日1快食の

食習慣を改善するダイエット。

ストレスによる脳疲労を軽減して無理なく減食する。

食事量は個人差がある、一時的に摂取カロリーを減らしてもリバウンドします。

友達の中に同じぐらいの身長で50㎏台の人がいます。

彼、曰く。「昼ご飯はコンビニのサンドイッチ1つでいい」と言ったことがありました。

あまり、体を動かさないライフスタイルだったからかもしれませんが

食に興味が一切ないようでした。彼の体重が50㎏台というのも頷けました。

これを食べたいという嗜好がないので空腹を感じない程度に

食べればいいという人が存在することに驚きでした。

逆に、私は満腹でもデザートや揚げ物を食べたいなどの欲求が出るタイプでした。

だから、私も普通に食べているつもりでしたが他人から見れば

摂取カロリーが多く自覚無く体重を増やしました。

体重増加は運動が足りないのだろうと考えていました。

しかし、そうではなかったのです。摂取カロリーが多かっただけだったのです。

私は、ダイエット歴が長くマイナス30㎏体重を減らしましたが

10㎏リバウンドするということを繰り返していました。

減食して運動して体重を減らしてもダイエットがなんとなく終わると

気が緩みストレスが溜まるとドカ食いに走りました。

食習慣が改善されておらず、徐々に体重を増やしていました。

大学病院の医師が考えたBOOCSダイエット

BOOCSダイエットとは、九州大学の名誉教授藤野武彦先生が考案した1日1快食の食事方法。

夕食は満足するまで何を食べてもいいのですが、朝は水分中心の食事で昼食は

おにぎりや麺類などの炭水化物中心の食事をします。お腹がすいたらおやつも

OKですが、慣れてくると必要が無くなります。

BOOCSダイエットは食事制限のストレスを無くし継続的に減食をすることが出来ます。

1食だけ好きなだけ食べますが、2食は食事制限がかかっていますので

総摂取カロリーを減らすことになります。

朝と昼に減食するのは、昼間の方が交感神経優位なので

脂肪からエネルギーを産み出しやすいからです。

藤野先生は、循環器専門医です。

循環器とは心臓のことです。

心筋梗塞などのリスクや再発、退院後の生活を考えて減量することが

治療の一環だったのだと思われます。

しかし、なかなか患者さんが減量に成功しない為に試行錯誤されました。

そして、減量出来ず過食するのは脳疲労が原因だと仮説を立てられました。

脳疲労を解消する為に、夕食を満足するまで食べる。

満足するまで食事が出来るということから食事制限のストレスから解放され

脳疲労を解消してくれます。

しかし、BOOCSダイエットを勘違いされる方が多く、

朝と昼を軽い食事にすることで胃のサイズは小さくなり

食べていると早い段階で満腹になります。

夕食は満足するまで食べてもいいのですが、1日の総摂取カロリーを無視して

食事をするとダイエットは失敗します。

BOOCSダイエットは食習慣の改善ですから

ダイエット期間が終わったからといってBOOCSダイエットの食事方法を

終わらせる必要は無く、むしろその方法を継続します。

それを継続することでベスト体重を維持できるのです。

BOOCSダイエットの食習慣が苦で無くなればダイエットは成功したのと同じです。

SUMMARY

せっかく、ダイエットしたのに体重が戻ってしまうのはもったいないことです。

実は、ダイエットも大変ですが体重を維持することも大変なんです。

特に、食べることが好きな方は摂取カロリーオーバーが多いので要注意です。

本能的に食事をして体重が増加する方は理性で体重の増加をコントロールするには

食事の仕方を整理していくことが大事だと思います。

BOOCSダイエットは食習慣を一生続けることで病気になりにくく

健康的に人生を過ごせます。

ご自分の食習慣を把握して食べ過ぎていないかをチェックすることからおすすめします。

時には、大好きなスィーツを食べることも大切です。

我慢することで脳疲労が溜まってしまいますから。

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