開業を失敗しない為に読むべき治療院開業体験談

POINT

私は、治療院経営を継続できませんでした

治療家として残れるのは10%程度

自費治療はマーケティングをしてから導入する

開業資金の準備は最初の難関です

私が、再起不能にならなかったのは費用を抑え続けたから

私の治療院開業体験談

私は、柔道整復師の資格を取得し管理柔道整復師になり専門学校を

卒業して2年後に独立開業しました。

結果は、開業して3か月後にバイトに行きました。

開業から1年半後には、デイサービスで機能訓練指導員としてフルタイム

で働き休日に整骨院をしていました。

結婚を機に週末整骨院をやめて機能訓練指導員とネットビジネスの

立ち上げの活動をしています。

時期が来たら治療院とデイサービス、ネットビジネスで独立が

出来たらと思っています。

治療院を継続出来るのは10%!厳しい生存確率

開業すると所轄の税務署に開業届を提出します。

届け出をしない方もいらっしゃいますが助成金や公的な仕組みを

利用する場合は公的な手続きをしていた方がいいと思います。

廃業した場合は、廃業届を提出します。

治療院系の廃業率は5年以内に90%です。

10年以上継続できる治療院は、数%の厳しい世界です。

原因としては、参入障壁が低いからだと思います。

自称で治療家と言ってしまえば治療院は出来てしまうので

競合がどんどん開業します。

成功している治療院も後発の治療院を気にしながら競争して

いかなければなりません。

実は、美容師や歯科医院もコンビニの件数を超えるぐらい開業率が

高い業種です。理由は同じで資格を持ち下積みをすると開業できて

しまうからです。

美容師の業界は競争が厳しく美容師の資格はあるけどエステなど美容関

連職に就職されている方がいらっしゃいます。

競争の激しい業界では資格はあるが希望の仕事をしている人は

少ないです。

地域によって異なる自費治療の需要!簡単には儲からない

健康保険を使用しない治療院は、完全自費です。

整骨院は、受領委任による保険請求をします。

安く、体の不調を取り除いてくれるのは整骨院の魅力です。

来院数を考えても整骨院の来院数は治療院よりは多いと思います。

今は、治療院の競争が激しく技術が向上して難治性の症状でない

限りは整骨院で済んでしまいます。

そんな、環境にあって低所得の地域であればあるほど自費で

治療する人は少ないのです。

どこにもないサービス・施術やどこに行っても治らない、

改善しない症状を治療できるものでなければ需要が少ない。

また、高いお金を出すので自費治療の効果を実感できなければ

リピートしない。

自費治療を導入すれば儲かる、治療院は儲かるというのは

簡単な話ではないのです。

資金調達出来なければ開業出来ない

先行投資で店舗関連費、広告費、ホームページ制作費、あれば医療機の

費用を投入しなければ最初から成功することは難しいと思います。

経営が軌道に乗るのが6ヶ月~12ヶ月と言われています。

軌道に乗るまでの運転資金を含めた資金計画が必要です。

資金のある方は、ビジネスにおいて有利です。

もちろん、巨額の先行投資をして失敗すれば巨額の資金を失います。

資金は自己資金がなければ借りられない

記事の内容は体験談で不正確な部分があるかもしれませんので

重要だと思われることはご自身でご確認ください。

金融機関で新規借入する時は事業計画の金額に自己資金が3分の1

なければ、事業計画がどんなに素晴らしくても借入れは出来ない

ようです。

国民生活金融公庫にいたっては事業計画に必要額の10分の1の

自己資金は必要と明記されているが自己資金が2分の1なければ

借入れは、出来ないようです。

自己資金が少なくても融資されることがあり、個人差があるようです。

ただし、担保がある、実績のある経営者は別のルールになります。

また、借入の際に記入する用紙に「取引先」という項目があります。

取引先というのは売上先や仕入先のことを意味します。

開業前段階で売上の当てがあるのかもチェックされるわけです。

どんな業種でも開業当初は売上がなくて当然ですが、売上ゼロが続けば

たちまち倒産してしまいます。

借入をするということは、厳しい条件のクリアーが必要です。

看板や内装を頼むときは複数業者から見積もりを取る

看板や内装の費用は水物です。

相場はありますが、費用は業者で様々です。

同じ作業を依頼しても安い業者の倍額の提示をする業者がいます。

価格やデザイン、材質などメリットを考えて業者は選定すべきです。

出来ることは自分でする

看板や壁紙など専門業者でなければ出来ないことは依頼します。

しかし、自分で出来るフロアマットを敷き詰めたりブラインドの

設置をユーチューブやネットを見ながら自分でします。

出来るだけ費用を節約する為です。

店舗のイメージを決める看板や壁紙は専門業者がいいと思います。

チラシやホームページ制作

チラシはパワーポイントを使用すれば作ることができます。

チラシ作成のテンプレートがネットにありますのでそれを利用しつつ

作っていきました。

出来たチラシ原稿をネットプリント通販で印刷すればかなり安くで

チラシが完成します。

プロのデザインが良ければクラウドワークスのような外注でチラシ

デザインを依頼してもいいかもしれません。

店舗のホームページは、必須です。

ホームページ制作を依頼すると結構な金額がかかります。

綺麗なホームページが集客できるかといえばそうではなく、

ポイントを押さえれば集客できるホームページを自分で作成できます。

ただ、知識ゼロの状態でチラシやホームページを作成すると

膨大な時間がかかってしまいます。

在職中に、チラシやホームページの骨組みを作っておくことを

おすすめします。

開業したら全力投球しないといけないのは集客です。

集客以外のことは出来るだけ開業前に済ませましょう。

整骨院を縮小、閉院しても私が借金が残らなかった理由

私が、開業した整骨院は5坪弱の広さでした。

ベッドを2台おいて待合室を作るときつきつでした。

自宅の前がコンクリート床の事務所がある物件でした。

駐車場も狭く、近くの駐車場を借りていました。

住宅街で住民しか通らない生活道路沿いで始めました。

開業には不利な物件でした。

「こんな所で整骨院するの?」

いらない畳を引き取りにきてもらった畳屋がそんな言葉を吐き捨てて

いきました。

実は、自己資金が足りず融資が満額出ずに予定した物件で開業が

できませんでした。

申請した助成金も計画変更で辞退することになりました。

その後、すぐに前から目をつけていた、家賃が4万円の店舗兼自宅物件で

開業することにしました。

開業すればやっていけると根拠のない自信を持っていました。

「患者さんから他の所とは違う」

「頭痛が良くなりました」

そんなことを言われると自信を持ってしまったのだと思います。

民間の銀行にも融資の相談はしましたが、利息の高い融資しかありませ

んと優しく一蹴され、貯金を使って開業をしました。

結末は、週末整骨院になりその後、結婚を機に引っ越すことになり

整骨院を閉院しました。

融資を受けて大きく勝負してたら今も治療家として生きてたかもしれ

ませんが、治療院業界の競争激化を考えると融資を受けても

借金だけが残っていたと思います。

固定費が低かったので整骨院の売上は手技のセミナー代ぐらいは出たの

かなと思います。

費用を最低限にし自己資金でして、借金を残さなかったのが今思えば

良かったと思います。

SUMMARY

開業は、大変です。

施術以外の業務が膨大過ぎて体を壊します。

治療家仲間から入院したという話を聞いたこともあります。

私自身も、原因不明の発熱を1年に1回はします。

熱があっても施術の予約があったので休めませんでした。

施術後に熱を測ると38℃はあったかと思いました。

38℃を見た後は臨時休業しました。

名刺・パンフレット・チラシ・ホームページ制作、SNS投稿

会計帳簿のPC入力、カルテ整理、院内・店内の清掃とデコレーション

手技の勉強、チラシのポスティング、決算・確定申告、

助成金の申請など施術以外の仕事がたくさんありました。

特に、集客に関わる部分は集客出来なければ際限なく

しなければならない仕事になります。

「経営者の仕事は営業」と言われるぐらい仕事をつくらないとどうにも

なりません。

まずは、見込み客を増やしていくことが大事だと思います。

自分のお客を作ってから開業するのはセオリーなのですが、

当てにしていたお客さんは来院されず経営は苦しかったです。

失敗ばかりでしたが、もがくことで技術や知識が増えていきました。

今は、治療家がメインではありませんが将来的には、

治療家メインの生活をしていきたと思います。

治療家というのは、やりがいもありますし人から感謝もされる仕事だと

思います。

治療家としてやっていきたいと思っている方は、失敗しないように

準備を入念にして経営を継続していただきたいと思います。

私の記事がお役に立てば幸いです。

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