治療家が柔道整復師をおすすめしない理由

POINT

  • 柔道整復師有資格者の増加
  • 整骨院の増加
  • ライバルの増加
  • 廃業率の増加
  • 待遇の悪化
  • 鍼灸師か按摩マッサージ指圧師が将来性あり介護分野でステップアップする。

柔道整復師の現状

有資格者数 68120人

平均年収 297万円

平均労働時間 8時間

平均拘束時間 12時間

ボーナスの有無 ほとんど無し

福利厚生  国民健康保険 国民年金  厚生国民年金保険はまれ

有給 ほとんど取れない

セミナー代 ほとんど自腹

現状は実は昔から変わっていません。

修行時代は耐えて開業して取り返すという

のが柔道整復師でした。

しかし、今は開業しても廃業する確率も

あるし売上が上がらず低空飛行の収入に

なる可能性があります。

整骨院の現状

整骨院の数は、コンビニを抜いてます。

約48000軒の整骨院があります。

柔道整復師の数は約68000人なので

ほとんどの方が、開業している可能性が

あります。

これだけ整骨院があれば競争激化で

昔より稼げないのは予想出来ると

思います。

コンビニも生き残る店舗と廃業する店舗が

出てきています。

治療院業界の現状

理学療法士や作業療法士は病院の競合や

医療保険の改定で経営が悪化で待遇が

悪くなり理学療法士や作業療法士が整体で

開業することが多くなりました。

按摩マッサージ師や鍼灸師は医療費で訪問施術を

しています。

介護デイサービスが増えています。

治療院も増えていますがそれ以外の

高齢者サービスが増えています。

高齢者をターゲットにした業界の競争が

増えてきてます。

今から取るべき国家資格

鍼灸師と按摩マッサージ指圧師です。

どちらも慢性疾患や長く患う疾患が

保険対象になっています。

しかも、訪問施術が出来ます。

医師の同意書や患者さんを集めないと

いけませんが、継続的に施術出来るのは

魅力的です。

鍼灸師は施術所で置き針をすれば

同時に治療が可能です。

一人の施術者で多くの方をみれます。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は、

病院勤務が基本で、柔道整復師と

同じで有資格者が増えすぎて病院での

待遇は悪くなっています。

医療保険の改定も病院経営に影響しています。

病院勤務だけでは厳しい時代になりました。

柔道整復師の介護分野への進出

柔道整復師がデイサービスを立ち上げています。

治療家が有料老人ホームをつくり、施設内で

デイサービスをしている話を聞きます。

それだけ、整骨院業界が厳しくなっているの

だと思います。

デイサービスは、運動型のデイサービスが

あります。

介護予防の分野である運動型には、治療技術や

トレーナーの知識が活用出来ます。

介護保険のレセプトは、厳格ですが返戻は

書類ミス以外ありません。

整骨院レセプトの法的脆弱性を考えると

介護保険レセプトは、個人的には安心出来ます。

柔道整復師が機能訓練指導員

機能訓練指導員は介護施設内で、

利用者の機能訓練を行う職種です。

施設の種類によって機能訓練指導員を

配置しなければいけません。

機能訓練指導員のメリット

  • ほとんど就業時間が決まっている。
  • 利用者は決まっているので業務がバタバタしない。
  • 大きな施設であれば給与は20万以上ボーナスがある。
  • 介護分野ですが、介護しない。
  • 治療技術が活用出来る。

機能訓練指導員のデメリット

  • 就業の際に確認すべき事項がある
  • 介護はせずに機能訓練指導員に専念できるのか
  • デイサービスの送迎は誰がするのか
  • デイサービスの送迎は何時に終わるのか
  • 個別の機能訓練ができるのか
  • どういった機能訓練をしているのか
  • 治療や手技をマッサージと一括にされる
  • 昇給はあまり見込めない、昇給は管理者などの役職が必要

機能訓練指導員は、施設利用者の体を

良くする職種です。

高齢者でも難しい症状をみます。

やりがいもありますし、勉強も必要です。

柔道整復師がケアマネージャー

柔道整復師の資格を要する仕事の

実務経験が5年あるとケアマネージャーの

受験資格を得ることが出来ます。

ケアマネージャーはケアプランを作成します。

利用者の意向をヒアリングして

どんな介護をするのか決定することが出来ます。

いわば、介護の司令塔です。

権限と責任があります。

自分の考えで利用者にあった介護サービスの

提供を考えられます。

身体機能向上の為に自分が評価した介護予防の

デイサービスを紹介することが出来ます。

介護度が上がらなければ介護保険財源が節約でき

ますし、利用者の在宅での老後を支援出来ます。

管理者や施設オーナーを目指す

収入アップにはステップアップが必要です。

管理者になりノウハウと経験を積めば

独立することも可能です。

現在、デイサービスは供給過剰です。

介護予防のデイサービスなど特徴が

無ければ生き残ることは難しいと思います。

また、施設系の有料老人ホームやサービス付き

高齢者住宅などいったん入居すると

退去はまれです。

施設運営は簡単ではありませんが、退去率の

少なさで収益は得られると思います。

SUMMARY

柔道整復師の競争を考えると

柔道整復師資格取得にかかる時間と費用を

考慮して鍼灸師や按摩マッサージ指圧師の

資格を取得した方がいいと思います。

そして、治療の分野に限らず介護の分野で

治療や運動学の知識を活用してデイサービスを

することが出来ます。

そして、有料老人ホームの利用者様が敷地内の

デイサービスを利用して頂くことも出来ます。

柔道整復師の将来性は、厳しいものがあります。

しかし、すでに柔道整復師の方は介護分野を

目指すことで将来に希望が持てると思います。

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