初めて管理柔道整復師になった時、初めて開業した時は組合に入っていました。
整骨院が副業になってからは個人請求に切り替えました。その方が費用が少なくて利益が出やすかったからです。
受領委任の保険請求がメインでない方や副業で整骨院をしてメインはトレーナー業をしていたり美容関係をしている方は個人請求にした方が利益は上がりやすいと思います。
目次
POINT
- レセプトの個人請求のメリットは資金回収の速さと費用の節約
- 副業でするならレセコンや請求代行費用を節約する
- レセプトは手書きでも請求できる
レセプトの個人請求のメリット・デメリット
整骨院は、公益社団法人 柔道整復師会 又は 組合に属しているのが大半だと思います。
公益社団法人 柔道整復師会(ここでは社団といいます)に属している方は関係ないことなのですが、組合に属している方ははっきりいって個人請求と何ら変わりありません。
レセプトの仕方をレクチャーしてくれる組合もありますが、ほとんどの組合は何もしてくれません。
レセプトは管理柔道整復師が責任を持ってすることだからです。
何かあった時に組合は守ってくれません。
社団は、保険者からいきなり指摘を受けることは無く社団の係から指導が入ります。
社団の指導を無視しなければ会員は守られます。
ただし、社団のは自己規制が強かったり年功序列が強いのを嫌がって脱会する人もいるみたいです。
- 療養費の振込みが2か月後
- 請求代行費用が無い
- 社団や組合に属していないので保険者情報を自分で調べないといけない
- 請求の手間が増える
個人請求でおすすめのレセコン
レセコンとはレセプト用紙を作成するためのソフトウェアです。
レセコンがあると作業効率は断然上がります。
今や必須のツールです。
特に来院数が多い整骨院はあった方がいいでしょう
しかし、保険請求をしない 又は 保険請求が少ない院にとっては高い買い物になってしまいます。
レセコンの価格に保険情報のアップデート費用が含まれているので保険請求をしている限り発生する費用がレセコンの費用です。
私の個人的感想ですが、簡単な書類作成ソフトで60万以上を支払うのはもったいないと感じます。
しかし、保険請求をしている限り必要なのも事実です。
だったら、安いものを使用したらいいということでご紹介するのがレンタル制のレセコンです。
HONET ホネット | NOAH ノア | |
初期導入費 | 110000円 | 44000円 |
月額レンタル料 | 6600円 | 5060円 |
HONETはほとんどのレセコンに付いている機能を使用できます。
NOAHのベースのソフト(月額2310円)だけで整骨院は出来ないでしょう。保険請求のみで20枚以下のレセプト枚数で自賠責保険や労災保険を扱わないのであればベースだけでもいいと思います。
レセコンを使用しないなら手書き
レセプト枚数が20枚以下なら手書きでもいいと思います。
自費メインの整骨院や副業で整骨院を開業している方は20枚というレセプト枚数があるかもしれません。私が実際にそうでした。
来院数の管理はエクセルでも出来ますし、療養費の計上パターンはレセプトを上げてた方なら分かると思います。
レセプトで難しい計算はありません。
SUMMARY
来院数が日に30名以上の院はレセプトは今まで通りでいいと思います。
しかし、これだけ整骨院が増加すると副業で整骨院をしたり美容、トレーナー、整体などの自費メインの院をされている方も多いと思います。
資金は、いくら節約しても節約し過ぎるということはありません。
レセプト80枚以上 | 大手レセコン | 団体請求 |
レセプト40枚以下 | 格安レセコン | 個人請求 |
レセプト20枚以下 | 手書き | 個人請求 |
副業で整骨院といってますが、私はデイサービスで機能訓練指導員をしながら週末に整骨院をしていました。
将来、本格的に開業しようと思ったら資金が必要だったので週末のみの整骨院をしていました。レセプト枚数は10名ぐらいでしたが個人請求をして8万円ぐらいは収入を得ていました。
給与プラス副業でかなり助かりました。
自分の施術を試したい方や女性柔整師でパートに行くぐらいだったら自宅で開業というのもいいかもしれません。
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