ケアマネジャーを目指す柔道整復師、機能訓練指導員のoasisです。
高齢化が進み高齢者の状況も変化してきました。
高齢者の状況を数字で理解したいと思います。
目次
POINT
- 総人口の減少
- 高齢者人口の増加
- 高齢化率の現状
- 現役世代の減少
- 「単独世帯」「夫婦のみの世帯」の増加
- 5080問題
- 介護者区分で多いのは要介護1
- 老老介護が増加している
年齢階級別将来推計人口の状況

日本では、出生数の減少により65歳以上の高齢者人口は、年少人口(0~14歳人口)の2倍以上に達している。

団塊の世代が75歳を超える2025年を境に、75歳以上の後期高齢者の総人口に占める割合が大きくなる。
現役世代といわれる働く年齢層の20~64歳が高齢者を支える世代となりますが、年々減少見込みです。
2015年は現役世代4.4人で1人を支える
2045年は現役世代2.3人で1人を支える
2053年には総人口が1億人を割り込み、2055年には人口の4人に1人が75歳以上になる。
世帯類型の動向

同居世帯は、要介護者の割合が高い。
三世代世帯の方が要介護者の割合が高い。
単独世帯のように夫婦のみであれば要支援の状態であれば生活が成り立つが要介護になると単独世帯では生活出来ない。
要介護高齢者の状況
男性 | ||||||||
区分 | 要支援1 | 要支援2 | 要介護1 | 要介護2 | 要介護3 | 要介護4 | 要介護5 | 総数 |
第1号 | 286 | 254 | 424 | 378 | 277 | 225 | 155 | 1997 |
第2号 | 7 | 11 | 12 | 15 | 10 | 8 | 9 | 71 |
合計 | 292 | 264 | 436 | 393 | 287 | 233 | 163 | 2069 |
女性 | ||||||||
第1号 | 630 | 651 | 878 | 732 | 572 | 562 | 430 | 4455 |
第2号 | 6 | 10 | 9 | 12 | 7 | 7 | 8 | 58 |
合計 | 635 | 661 | 887 | 744 | 580 | 568 | 438 | 4514 |
総数 | 928 | 926 | 1323 | 1137 | 867 | 801 | 601 | 6582 |
介護区分で一番多いのは、「要介護1」
介護区分が一番少ないのは、「要介護5」
要介護者等の性・年齢階級別構成割合
要介護者等の年齢を男女別にみると
男性は「80~84歳」 23.2%
女性は「90歳以上」 28.6%
介護者で多いのは、「配偶者」 「女性」
介護者が高齢化しており「老老介護」が増加している。
SUMMARY
数字で見てみると高齢者の正確な状況が分かります。
高齢者人口は高止まりする予想ですが、現役世代は出生率の低下で減少することが予想されています。
地方は、子供の都会への流出で「夫婦のみの世帯」「単独世帯」が増加しています。
夫婦のみの世帯では、配偶者が介護者になります。介護者で多いのは「高齢の女性」です。
配偶者も高齢なので「老老介護」になります。
介護度1の割合が高い
コメント