介護で役立つ薬の知識㊲

ケアマネージャーを目指す柔道整復師、機能訓練指導員のoasisです。

服薬管理は、訪問介護や居宅療養管理指導の服薬管理、施設での服薬管理など直面することが多いです。誤薬や服薬忘れを防止するために服薬管理が必要な場合が多いです。

薬の代謝

身体機能の低下、複数の疾患があるなど、高齢になると服薬が欠かせなくなります。

しかし、高齢者は薬の代謝が低下し、薬の効果や副作用が強く出る場合があるため注意が必要です。

服薬時の留意点

留意点対応
飲み込み上半身を起こした姿勢で、多めの白湯で飲む(食道潰瘍の防止)
・飲み込みが難しいカプセルや錠剤などの場合、勝手につぶしたりせず、剤形の変更等を専門家に相談する
飲み忘れ慢性疾患などで一度に飲む薬の種類や回数が増えると、飲み忘れや二重服薬が増える傾向がある
・1回分ずつ小分けして、まとめておくとわかりやすい(処方時に1回分をまとめて一包にしてくれる病院などもある)
・服薬カレンダー(小袋がついており、1回分ずつ薬を収納できるカレンダー)などを利用すると、介護者も気づきやすくなる
・飲み忘れた場合どうすればよいかも確認しておく
誤服用認知機能の低下や資格の衰えなどで、薬を誤って服用することも考えられる
・飲み忘れ防止と同様に一包化しておくとよい
・一包化は薬の放送シートの誤飲防止にも効果的である
高齢者の服薬の留意点と対応

薬の副作用

薬剤副作用
降圧薬血圧低下、起立性低血圧、めまい、ふらつき
血糖降下薬低血糖
利尿薬口渇、脱水症状
消炎鎮痛薬食欲不振、吐き気、腎障害など
抗血小板薬・抗凝固薬出血傾向
・ワーファリンはビタミンKを含む食品(納豆、青汁、クロレラなど)の飲食で効果消失
抗パーキンソン病薬口渇、便秘、頻脈、ふらつき、眠気、排尿障害、円が障害など
・急激な服用中止で悪性症候群のおそれ
睡眠薬ふらつき、転倒
抗不安薬・抗うつ薬口渇、便秘、頻脈、ふらつき、眠気、排尿障害、嚥下障害など
おもな高齢者向けの薬剤と副作用
悪性症候群

発熱、発汗、頻脈、パーキンソン症状などが生じる。重症では集中治療が必要な場合もあり、脱水症状や呼吸障害などを併発すると脂肪のおそれもある。抗パーキンソン病薬の中断時以外に、向精神薬などの副作用でも生じる。

まとめ

  • 服薬の量が多いため一気に口に入れられると飲みこぼしが多い
  • 食前と食後があり注意が必要
  • 高齢者は薬の副作用がでやすいので新しい薬の副作用は確認して症状がでたら医師に報告する
  • 認知症の方は薬を飲みこまず口にとどめてる方がためにいらっしゃるので注意が必要

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